おすすめの投資先とその特徴

お金の話

連休中に石川県では結構大きな地震が起こりましたが、みなさんどうでしたか?

私は車で移動中でした

けたたましいスマホのアラートに一時車を停めて揺れに備えました

数秒後には結構な揺れを感じて、大きな地震だと思いました

揺れが止まって周りは大きな異常がないので、とりあえず目的地へ車を走らせました

震源に近い場所は大変だったでしょう

日本では常に地震の可能性がありますので、起きた時の対策が必要ですよね

さて、今日は投資をしようと思ったときに必ず悩むであろう投資先(投資商品)について考えましょう

実際に投資をする場合にはとても沢山の投資先があります

投資投機の違いについては前回お話した通りです

投資と投機とギャンブルと

いわゆる投機には手を出さないようにしましょう

投資の中でも絶対にこれがおすすめという投資先は存在しません!

なぜならば、人それぞれ投資の目的や目標が違うからです

20代の独身の人の場合と60代の夫婦の場合は、あきらかに投資の額目的期間も違いますよね

自分に合った投資商品を選びましょう

投資は基本的には長期間での運用を中心に考えるべきです。

なぜならば、時間を味方にすることで複利の効果を大きくできますし、元本割れをも避けることができるようになるからです

投資商品それぞれの特徴を理解して、自分の資産全体の中での配分を決めるのが重要です

一般的にみなさんにおすすめできる代表的な投資商品を挙げて、特徴について説明します

今日の最後には投資初心者が初めに取り組むべき投資について少し考えます

おすすめできる投資商品

  • 株式
  • 債券
  • 不動産
  • 金など貴金属
  • 投資信託

それぞれについて説明していきます

株式

以前の投稿で、投資のしくみや会社の資金調達についてお話をしてきました

株式は投資家(私たち)が直接会社にお金を投資できる手段です

投資家が株式から得られる利益には 2 種類あります

株式を買うと株主になります

配当と言って会社の利益の一部をすべての株主に毎年分配されます

もう一つは、株価が上がってその株式を売却したときにはじめて得られる利益(売却益)です

購入した価格と売却した価格の差です(手数料は無視しています)

もちろん株価が下がっているときに売れば損をします(売却損

株価は最終的にはその企業の業績(売上や利益)に収束します

気になる損失についてですが、株式は投資した額以上の損失を被ることはありません(有限責任

つまり、投資先の企業が最悪倒産したとしても持っている株券が紙くずになるだけです

借金して株を購入していないかぎり、最大の損失額は購入した時点で確定しています

当然、住む家を取られるようなことはありません

思ったより怖くないでしょう

こちらが投資する額でコントロールできますからね(余裕資金で投資しましょう)

元本が減るのが怖いと言っている人はインフレの恐怖について確認しましょう

優良な企業に投資し続けることによって投資家の得られる利益は雪だるま式に増えていきます

株式を購入してずっと持ち続けることで、複利の効果を発揮できますし、税金や手数料も発生しません

(配当には税金がかかります)

一番難しいのは、投資先の企業選びと購入のタイミングでしょう

あくまでも長期投資という前提ですが、年平均で 5-7% の利益が見込めます

ちなみに、株式に限りませんが投資金額に対する収益割合のことを利回りといいます

一般的に、投資した場合の 1 年の利回りのことを利回りというようです

世界中のお金はいつも利回りが高いところを求めてさまよいます

お金は高いところに流れるといわれる理由です

債券(国債や社債など)

債券とは国や地方公共団体、企業などが投資家からお金を借りる際の借用証書のようなものです

これでも投資家が直接会社に投資ができます

投資家が債券を買うと、定期的に利息(利子)が支払われ、満期になれば元本が戻ってきます

満期を待たずに売却も可能ですが、株式よりは価格の変動は少なく、なかなか売れないこともあります

購入して満期を待てば、元本割れはありません!(債券を発行したところがつぶれなければ)

株式よりは利益は少ないですが、その分損失の可能性が低くなります

利子の割合(利率)が債券によって決まっています

利率には固定のものと変動のものがあります

利率は、世の中の金利や債券を発行したところの状況によって変わります

一般的には発行したところが、危険であればあるほど利率は高くなります

見た目の利率だけに騙されないようにしましょう

アメリカの10年ものの国債は、2023年 5月現在 3%

日本の10年ものの国債は、現在 0.5%ぐらいです

アメリカ国債の利率が明らかに高いです

購入して満期まで待てば必ず利子がもらえて増えます(ドルのままならば)

しかしながらドルと円の為替の問題がありますので、絶対に米国債がいいとも限りません

しばらくドルのまま持ち続けるならば、米国債もいいでしょう

債券は危険なところのものを除けば、0.1~5%ぐらいの利回りが期待できます

自分の得たい利回りの債券が、目標の期間で存在するならば

その債券を購入することで目標は達成できます

例えば、10年後に車を買うための300万円が必要なとき

今ある300万円を預金していても全く増えませんが、利率3%の債券に投資していれば

毎年9万円(税抜き)もらって、10年後には300万円返ってきます (複利ではありません)

危険な投資をしていたら300万円から減っているかもしれませんよね

ところが、債券の利回りは株式の利回りに及ばないことがほとんどです しかも単利です

株式の場合には、債券よりも損失の可能性が高いですから

そのぐらいおまけで利益が高く見込まれているのです

そうでなければ、みんな債券を買いますよね

ですので、債券は一般的に株式よりは利益が少なめで、損失の可能性は低いタイプの商品です

ある程度利益が見込めるので、使う時期と目的が決まっているお金を中心に投資しやすいです

利率が低いことが多いので、資産が多い人には有利な商品です

1%でも、1億円だったら100万円ですので

不動産

不動産投資の利益には、土地や建物を購入して家賃収入を得る場合と、売却してその差額を得る場合があります

おすすめと書きましたが、不動産の売買は単価が高く(最低数百万円~)、優良な物件は簡単には手に入りません!

しかも優良な(お得な)不動産情報については一般投資家には回ってきません!

それでもここで不動産について書いた理由は 2つあります

はじめに、自宅を購入することも立派な不動産投資であることを自覚してほしいからです

頭金と借金の割合にもよりますが、自己資金の何倍もの借金をして、これから上がるかわからない土地や建物(不動産)に投資しているのと同じことなのです

もちろん、自宅ですので家族構成の変更や引っ越しが死ぬまでなければ、気にしなくていいですけどね

次に、不動産には株式のように証券化されているものもあります(J-REIT ジェイリート)

一般投資家から集めたお金で不動産を買って、専門家が運用します

運用した利益を投資家に分配します(主に不動産から得られる家賃収入が利益となります)

不動産投資会社として株式市場に上場しており株式のように売買できます

上場しているもの(株のようにだれでも市場で買えるもの)は基準をクリアしており

広告で投資家を集めたものよりは安全とおもわれます

株式と債券の間ぐらいの性格と思えばいいでしょうか

投資先は不動産ですが、株式のように少額から投資可能であり、市場でいつでも売買できます

元が不動産なので、景気や不動産市場の影響を受けますし、取引は上場している株式と同様ですので株式と同様の危険もあります

株式や債券投資をしていて、さらに資産を分散しようと思ったら検討しましょう

初めから強くお勧めしているわけではありません

や貴金属

お金そのもの(紙幣など)には本来価値はありません!

価値があると世界中の人が思っているだけです(その国の政府が保証はしています)

国のお金が足りない場合には、どうしたらいいでしょう?

一つの方法としては、お金を刷る(お金の流通量を増やす)ことがあります

ここ最近は世界中の政府がお金を沢山刷っています

そのために、お金そのものの価値が徐々に下がってきています

相対的に物の値段が上がっているということにもなります(インフレ)

金など貴金属にはそのものに価値があります (紙幣との違い)

世界中のお金の価値がなくなったら、金などの価値がとてつもなく上がることでしょう

それでも、金は利息を生まないですし、金を持って買い物にも行けません

ですから、金などは総資産の 1-2 割以内にしましょう

あくまでも、お金の価値がとても下がった時の保険だと思いましょう

資産が増えてきたら選択肢に入れましょう

投資信託

投資信託とは、みなさんのような投資家からお金を沢山集めて、それを資金として専門家が投資運用するものです

これまでに説明してきた金融商品(株、債券、不動産、貴金属など)に投資されてその利益が投資家に分配されます

投資信託の種類によって、株式や債券等の投資先が決められています

例えば

日本株式にのみ投資するもの

海外債券のみに投資するもの

世界中不動産に投資するもの

などなど、株式の種類以上に沢山あります

自分で会社に投資する場合

その会社が今後利益を上げていきそうか自分で調べる(予想する)必要があります

ところが、投資信託では専門家に任せられます

専門家に任せられるので、安心ですよね

もちろん、手数料が上乗せされて利益が減りますけど

投資信託については、後日詳しくお話する予定です

最初に投資するならば、断然投資信託がおすすめです!

自分の投資の目的や目標に合った投資先(株や債券など)へ投資してくれる投資信託を選んで買うことで、株や債券に広く投資することができます

私が投資を始めた頃とは投資をするための環境は全く違っています

今では、自宅にいながらパソコンやスマホのみで、世界中の投資商品に投資可能となっています

素晴らしい商品に安い手数料で簡単に投資できるいい環境にあります

ちゃんと準備して、いい商品に投資しましょう

詐欺的な商品にだまされないようにするために

最初は、本日お話した商品以外を選択肢から外しましょう

投資したお金が、株式、債券、不動産、貴金属、のどこに行くのかはっきりさせましょう

ネット証券口座を開設して、自分で選んで買えるものから選びましょう

おいしい話は簡単に近づいてくることはありません

簡単に儲かる話もありません

虎の子の資産を取られないように

人生を台無しにされないように

はやめに準備を始めて、ゆっくり開始しましょう

投資に遅すぎることはありません

引退後でも、平均寿命までは2-30年ありますからね

みなさんが気楽に生活できますように

それではまた

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