みなさんこんにちは
結構な大雪が続いていましたね
やっと峠を越えた感じでしょうか
春はもうそこまで来ているようなので
もうひと踏ん張りです
ところで、人生で大きな出費は何だと思いますか?
有名なところでは、住宅、教育、老後
でしょう
ところがそれに加えて
知らない間に大きな買い物をしていることがあります
それが保険です
毎月2-3万円払っていたら、30年でトータル
支払額だけで1000万円ぐらいになります
”安心を買うからいいのだ”
”社会人になったら保険ぐらい入らないと”
等々、いろんな理由で何となく入っている人が多くみられます
そんな、大きな買い物である保険について今日は考えてみましょう
保険の種類
保険にはめちゃめちゃおおざっぱに分けるとたった 2 種類しかありません
① 死亡保険
② 生存保険
です
まずは
①死亡保険について考えてみましょう
死亡保険はその名の通り亡くなった時にお金がもらえるものです
”死んだらあたる宝くじ” と言われています
死亡保険は被保険者が亡くなった時に、まとまったお金が入りますので
亡くなった人の収入がなければ、生活に困る人がいる場合に入るのがいいでしょう
ですから、扶養している人がいない場合にはいらない保険です
例えば
- 独身で働きはじめたばかりの人(両親を養っている場合は別)
- 子供などで収入のない人
入る保険を決めても、どの程度の保証が必要なのかがむつかしいですね
実は
公的年金(遺族年金)がありますし母子家庭には結構な補助があります
どの程度もらえるかを確認しておいて、足りない部分だけを保険で補いましょう
次に
②生存保険とは?
この保険は、生きている間に条件を満たすと保険金がもらえます
例えば
- 医療保険(がん保険)
- 年金保険
- 養老保険
- 介護保険
- 学資保険
- 所得補償保険
- 火災保険
- 自動車保険
などです
実を言うと生存保険には、いらないもの(過剰なもの)が多いです
それぞれの保険の特徴を理解して
そのうえで、自分にとって必要な保険だけを選んで加入しましょう
どんな時にどんな保証があればいいのか
自分が入っている保険はどんな時にどのくらい保証されるのか
もう一度確認してみましょう
ところで
保険はどこで買いますか?
多くの人は知り合いから何となくお勧めされて買っているのでしょう
大きな買い物である保険を何となくで選んでいいのでしょうか?
家電の時のように各社を比較しなくてもいいのですか?
そこで、保険会社を選ぶ前に
多くの生命保険会社の保険の作り方について考えてみましょう
本当のことを言えば、どこの保険会社も売っている商品はほぼ同じです
なぜなら
この世のほとんどの現象は起こる確率が出されており
その確率に従って保険料が決められています
例えば、20歳の男性が30年間、死亡保障500万円の保険に入ると仮定しましょう
20歳男性が死亡する確率は出されています(厚生労働省)0.043%です
これをもとに各社が損をしないように月々の保険料を設定します
もしも、すべての保険会社が同じ保険を設定した場合
支払う保険料をみれば、お得な保険が一目瞭然ですよね
ちなみにネットでは簡単に見積もりできて
月に600円から700円で加入できるところがあります
こんな簡単に比較されたらすぐにお得な保険会社がわかります
一度調べてみてくださいね
単純な商品は各社ともに差がつけにくい状態です
しかも大手は販売コストが大きく保険料は高くなりがちです
そこで、わかりにくくするために大手保険会社はどうしているかというと
基本契約を死亡保障として、それに生存保険などの特約をたくさんつけます
様々な場面に対応できるとうたいながら、(そういう面もあるでしょうけど)
会社にとってお得な保険をセットで販売しまくっています
他社とまったく同じ保険はなかなかないので、簡単に比較できません
どの会社がお得なのかがわかりにくいのです
セットで追加されているものは本来いらないものだったり
お客が損をする確率が高いもの(手数料が高い)だったりするのです
自分に必要な保障だけを選べる保険会社がいいですね
もちろん簡単につぶれるような会社も困りますけど
結局どの保険に入ればいいのか?
はっきり言ってしまえば、本当に必要な保険はわずかです
保険というのは、めったに起きなくても
ひとたび起こると自分だけでは対処が困難なほどの事態に
備えるためのものです
例えば、これぐらいでいい人が多いでしょう
- 一家の大黒柱に対する死亡保険や収入保障
万が一の時に家族を守るため - 火災保険
住居に何かあれば困りますよね - 自動車保険
ちょっとした事故でも補償額がとんでもないことがあります
それぞれに単独で加入すれば、一番お得です
特にネット生命保険会社は断然お得です
自分で調べて、加入する必要がありますけどね
商品が単純なので、必要な保障のみを選ぶと楽です
共済保険(県民共済、国民共済)も比較的お得です
次回は、不必要な可能性の高い色々な保険について考えてみることにましょう
みなさんが気楽に生活できますように
それではまた
コメント