皆さんこんにちは
めっきり寒くなってきて、もうすぐ雪が降りそうですね。
今日はお金から少し離れて、読書をすることによってどんないいことがあるか、本を読まないとどんなに損をするのかについてお話したいと思います。
私は、子供のころ読書が大嫌いでした。
学校では本を読みなさいとか、読書感想文とかいろいろな課題を与えられていましたが、当然無視していました。面倒くさいし、テレビや友達と遊ぶのに忙しかったからです。
そんな私も高校生になって、電車の待ち時間に仕方なく本屋で時間をつぶすことが多くなりました。
(駅周辺には本屋ぐらいしかなかったからですが)
本屋には興味を引くタイトルの本がたくさん並んでいて、ちらちらと立ち読みしているぐらいでした。
その後社会人となっても、日々仕事に追われるのみで読書の習慣はありません。
そんなある日、職場のある人が読んでいた本に目がとまりました。
ロバート、キヨサキさんの ”金持ち父さん、貧乏父さん” という本です。
お金には何となく興味があったので、タイトルにひかれてすぐに購入して読みました。
その本には、二人の対照的なおじさまが描かれています。
一人は著者の友人の父親で、いくつもビジネスを所有している裕福なお父さん。
もう一人は、著者の父親で、引退した典型的なサラリーマンのお父さん。(公務員だったかな)
簡単に言えば、お金持ちになるには、サラリーマンではだめで、ビジネスを所有しましょう的な内容でした。
本を読んで一番衝撃的だったのは、内容そのものよりも、自分の将来の姿が、貧乏父さんに思えて仕方がなかったことです。
そこで私は、経済やお金、ビジネスについて少しでも勉強しないと、貧乏父さんみたいになるだろうと思って、勉強を始めることにしました。
残念ながら現在でも、それほどお金持ちではなくビジネスもしていませんが、投資は20年以上続けています。
今では、自分の気持ちやその後の行動に大きな影響を及ぼした、あの本との出会いに感謝しています。
それからは、できるだけ多くの人の考え方や経験から学べるように本を読むようにしています。
皆さんも、自分の人生を変えてしまうぐらい影響のある本と出会ってみませんか?
読書によって得られること
- 著者との出会い(人生で直接会える人は限られるが、本なら沢山の著者と出会える)
- 色んな人の考え方や経験について学べる
- 自分の知らない世界について、教えてくれる
- 日本語や語彙の勉強となる
- 読書前後で、違う自分に変わっている
- 興味のある分野について、体系的に学べる
等々、まだまだいいことはたくさんありそうですが、本を読んで悪いことは少ないのではないでしょうか。
そんな素敵な読書だからこそ、私はいつも自分の周りの人たちに読書を勧めています。
ところが、みんなは読まない理由を沢山教えてくれます。
”時間がない” ”どれを読んだらいいかわからない” ”そもそも興味がない” とか様々です。
その人の年齢や知識、興味によって最適な本は人それぞれです。
とりあえず、私が実践している本の選び方をあげてみますので、参考にしてみてください。
本の選び方
- 興味のある分野の本を選ぶ
- 仕事に関する本(ビジネス書)、自己啓発書、お金の本、成功本、マンガでもいい
- ”読書” といえば、有名な小説家の有名な本を読まなきゃいけないと思わないこと
- 現在の悩みや困っている事について書いてある本を本屋やネットで探す
- 読書特集をしている雑誌を買ってみる(書評を見て気になる本を購入)
- 良書について解説しているメールマガジンや YouTube を見る
- 本屋へ立ち寄り、気になるタイトルの本をめくって読みたいと思ったら購入する
- 友人や知人が勧める本を買ってみる
- 面白かった本の著者のその他の本を買う
本をせっかく買っても家に置いたままで、読まなくなっている本がたくさんある人はいませんか?
その本は、本当に興味のある本だったのでしょうか?それとも、時間がないのでしょうか?
次は、本の読み方について考えてみましょう
- ちょっと時間があるときに、こま切れに読む
- まとまった読書の時間がとれない事があっても、わずか5分ぐらいならあるでしょう
- ちょっとした短い時間を利用して、数ページずつでも読んでみましょう
- こま切れの方が以外に記憶に残っているものです
- 2-3冊同時に読み進める
- 同じ分野の本をいくつか同時に読むと、大事なことは重なっていてわかりやすい
- 色んな分野の本を同時に読む場合でも、偶然の相乗効果がたまにある
- ゆっくり進む本が一冊あっても、結果的には沢山の本が読める
- 色んな場所で読む(家のあちこちに本をあらかじめ置いておく)
- トイレの中やリビング、ベッドルーム、スマホにはデジタルブック 等々
- 参考になった文や行動してみようと思う部分に印をつけるか、メモをする
- 結局何について書いてあるのか大事な部分を探しながら読む
- いい話は、人に伝える(直接でも、ブログやSNSで書いてもいい)
- 本を読む時間を決めておく
- 朝の30分や寝る前とか雨の休日とかね
- 自分だったらどうするのか、どうしていたのかについて考えながら読む
本を読んで、一言でも一文でも自分にいい影響があれば、ラッキーです。
読書直後から、できることはやってみましょう。
どんなにいい事を聞いても、本で読んでも、行動に移さなければあまり意味はありません。
やってみなければ、どんな影響があるかもわかりません。
万が一悪い影響であっても、やってみることで経験となり、その後の人生に何らかのプラスになることでしょう。
時には、本屋や図書館に足を運んでみましょう。そこには色んな世界が広がっていますよ。
本屋の中でも、いつも行かないコーナーにも立ち寄ってみませんか?
新しい出会いや発見があるかもです。
昨日までの自分と違う自分になるために、本を読みましょう。
早速、今から家にある本を開いてみるか、本屋へ行って1冊の本を購入してみましょう。
自分の中で何かが変われば、これからの運命や人生が変わるかもです。
現在向いている方向が1度ずれるだけで、未来には大きく違う場所にいることでしょう。
未来を変えてみませんか。
それではまた
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