(あなたは今どこにいますか?)
広島のG7も無事に終わったようです
よかったですね
まだまだ、世界では戦争が続いていますし、日本ではあちこちで地震が起こっています
将来のことなんか考えても、戦争や地震でめちゃくちゃになったら意味ないかもですね
でも、そんなこと言わずに将来を考えて準備はしておきましょう
自分の経験や知識だけは、何があっても無くなりませんからね
早めにお金の知識(金融リテラシー)を高めておきましょう
さて、以前も少しお話していますが (将来のお金の不安を解消するために)
今日は、もう一度みなさんが投資へ向かって現在どの段階にいるかを確認してみましょう
そして、次の段階へ進むにあたって何が必要なのか、どうして止まっているのかを考えましょう
投資開始までの準備
- 将来の生活の為に、投資が必要だと思って投資をすると決める
 - 毎日が楽しければいいやと何となくボヤっと過ごしていませんか?
 何となく将来不安だよねと言いながら、何もできていない人が多いです
 まずは投資を始めてみると自分に言い聞かせましょう
 人間の脳は、興味関心があるとそれに関連のある情報を勝手に集めだします
 今まで気づかなかった物にも自然と目が行くようになります
 これは普段は脳が適当にさぼっているからです
 (脳は重要でないと思うものは無視するようにできている)
 そうしないと、膨大な情報量に脳がつかれるからです
 欲しくなった車が、急にあちこちで沢山走っているようにみえるのはそのためです
 - 人はできない言い訳を見つけるのが得意です
 まだ若いから
 逆にもう歳だから
 お金がないから
 知識がないから
 私には向いてないから
 怖いから
 すぐに言い訳を思いつきますよね
 投資は将来安心の為に必要で効率的であることはこれまでにお話しています
 できない理由を探すのではなく、どうしたらうまくできるか考えましょう
- この段階で止まっている人が日本には沢山います
 学校でお金の話や投資の話はほとんど習ってきませんでした
 最近は少し始まったようですが、まだまだでしょう
 何でも早めに始めた人たちが有利となることが多いです
 最近投資の話をしている若者が増えてきています
 20年前には私の周りにはほとんどいませんでしたので、驚きですね
 
- 毎日が楽しければいいやと何となくボヤっと過ごしていませんか?
- 定期的な収入を得る
 投資するにはお金が必要です
 何かしらの安定した収入がなければ投資どころではありません
 投資だけで生活するのはかなり難しいです(投資額が大きくないと無理)
 あくまでも本業を優先し、足元をしっかりさせましょう
 足りない場合は、副業をして収入を安定させることもできるでしょう
- 収入の1-2割を貯める
 年収が高い人でも、実はまったく余裕のない人もいます
 むしろ、高収入の人ほど無頓着なのかもしれません
 収入が減った時に急に生活レベルを落とす自信がありますか?
 給料が入ったらその1-2割を先に貯蓄や投資用の口座に貯め始めましょう
 はじめから、そういう給料(2割引き)だと思って生活できればいいですよね
 会社によっては二つの口座に分けて給料を振り込んでくれるところがあります
 投資用の口座を作るのはおすすめです
- ライフプランを立てる
 今後の予定は、まだまだ決まっていない人たちも多いことでしょう
 結婚するかはわからないし、子供ができるかもわかりませんからね
 それでも、大きなお金が必要となる時期はある程度決まっています
 変更があれば、その都度調整しましょう
 例えば子供が生まれたら、高校ぐらいから急に大きなお金が必要となるのは想像できますよね
 また、会社員なら何年後に定年となるかは大体わかるはずです
 老後も思ったより長いですよ
 みんな長生きしますからね
 おおまかでいいので、大きなお金がいつ頃、どのくらい必要なのかを考えて予定しましょう
- 支出をコントロールして収入の範囲で暮らす
 これも何度もお話しています
 大事なことは、貯蓄分を引いた収入の範囲で暮らすことです
 知らない間にお金が無くなっていくという人は要注意です
 支出の内容を見直してみましょう
 節約についても以前お話しています
 (効率の良い節約の方法や考え方)
 (節約しなきゃいけないの?)
- 投資の目的と目標を決める
 ライフプランに沿って、何のため(目的)、いつまでに、いくら(目標)必要なのかを具体的に決めましょう
 例えば- 子供が生まれたので、教育資金として18年後に500万円用意したい とか
- 定年したとき(30年後)に2000万円必要 など
 次に、そのために必要な毎月の積立額や運用率を計算しましょう
 難しい計算は不要です
 ”積み立てシュミレーター” とか ”資産シュミレーター” でネットを探せば、色んなサイトが見つかります
 目標額や年数を入れるだけで、毎月の積立額がでてきます(逆もできます)
 運用率や積立額を変えてやってみてください
 例えば(資産シュミレーター 金融庁)
 必要な毎月の積立は現状でも可能な額ですか?
 運用率はどのくらい必要でしょうか?
 運用率を上げることはなかなか厳しいですが、積み立て額を上げることは工夫や努力でできそうですね
 
- 生活防衛資金を貯める
 支出を確認したら、その中で毎月の生活に絶対に必要な額を割り出します
 その額の最低でも6か月分ぐらいは貯めましょう(生活防衛資金と呼ばれています)
 このぐらいの余裕があれば、仮に収入が減ったりした場合に対策する時間があります
- 資産を振り分ける
 資産運用で一番重要な行動は、資産をどれぐらいの割合で分けるかです
 目的と目標によって変わってきますので、正解はありません
 必要な運用率が得られる投資先を選択して、割り振りましょう
 各投資商品ごとにリスクとリターンがおおよそ決まっています
 リスクとリターンの知識は必須です!
 後日必ず取り上げますね
 めちゃめちゃ簡単に言えば
 10年以内の短期の目標には安全な運用(預金、国債)
 10年以上の長期の目標には少しリスクをとって(株式)
 ライフプランも目標もはっきりと決められない場合
 生活防衛資金もあって、短期の予定支出に耐えられる分のまとまった貯蓄があるならば
 それらを除いたお金を長期運用可能な余裕資産と考えて、すべて株式または100%株式で運用する投資信託に割り振るのがいいでしょう
- 実際に投資を始めてみよう
 ここまで、準備ができてる場合には投資を始めていいと思います
 但し、投資に対する知識が足りない場合にはまだまだ危険です
 (お金があって、知識がない人が一番危ない!)
 まずは少額から投資を始めてみましょう
 このブログでは、初めは(株式で運用する)投資信託をお勧めしています
 とりあえず、少額から開始できるからです
 投資信託の選び方等はそのうち取り上げる予定です
実際に投資を始めると言っても、どう始めたらいいか具体的にはわからない人が多いですよね
準備がすでに整っている人にとってはもどかしいところでしょう
しかしながら、焦りは禁物です
ゆっくり経済や金融の知識を深めながら、少しずつ進んでいきましょう
資産運用にはリスクはつきものと言われますが、資産を大きく減らさないことが一番大事です
時間を味方にするためには、早く投資を始めた方がいいです
でも、間違った方法でいくら早く始めてもだめですよね
株式の格言に ”まだはもうなり もうはまだなり”
という言葉があります
値段が動くものの売買では、タイミングが重要です
まだだなと思っているともう遅かったり、もういいかなと思ったらまだでしたよと
結局、ベストな投資のタイミングは難しいよ
という話です
個別の株式売買を勧めている訳ではありませんが、経済の潮の流れには乗り遅れないようにしましょう
準備は早いに越したことはありません
” まだはもうなり もうはまだなり ”
ですよ
それではまた
 
 


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